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福島県の名峰磐梯山の西麓、猪苗代湖との間に位置する標高約500メートルの高原の町、磐梯町には多くの湧水がありますガ、その中の一つ龍ヶ沢湧水では古代より太平洋戦争直後まで雨乞いが行なわれていました。
今でも湧水池の岩場には、しめ縄が張られ、空海作といわれる石碑が建てられています。
石碑には「大都以之遠満津理天於久曽左半伊利仁 農知能世萬傅及安未古比廼多免」(たついしをまつりておくそさわいりにのちのよまてのあまこいのため)とあり、古代からこの地で雨乞いが行なわれたことを偲ばせます。
特に江戸時代には会津藩の命により大規模な雨乞いが行われ、その際に本尊となった「龍像権現」像や龍の落とし子にまつわる文書が湧水近くの恵日寺に残されています。その時の雨乞いの様子を示す絵図も保存され今に伝えられています。
深さ30センチメートル程の湧水池は、過去何回となく襲った大干ばつにも水量変わることなく満たし続けて、この湧水の信仰が深さをうかがい知ることができます。
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