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ミネラルウォーターには、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムなどが含まれています。これらは総してミネラル分と呼んでいます。
もともと地中にあった成分が水に溶けこんだものですから、種類や量は地質によって変わってきます。ミネラル分はミネラルウォーターだけに含まれるのではなく水道水にも含まれています。ミネラル分の多い水を硬水、少ない水を軟水といいます。
それぞれのミネラル分が体のなかでどんな働きをしているかというと、カルシウムは骨や歯形成するのに重要な役割を果たしています。1日700〜800ミリグラム必要とされ、不足すると骨や歯が弱くなったり神経過敏になるといわれています。日本人は総じてカルシウム不足の状態にあるようです。
マグネシウムは骨や歯をつくるほか体内の酵素の働きを活発にしたり、心臓や脳の血管が細くなるのを防ぐ作用があるといわています。1日の必要量は250〜350ミリグラム程度で、不足すると神経が興奮しやすくなります。
ナトリウムは体液の調節を行なっています。1日に2〜5グラム必要ですが、ただし日本人は食塩としてナトリウムを摂取しすぎています。高血圧の原因になりますから、控えたほうがよさそうです。
カリウムは体液の調節や抑圧、筋肉の働きに大きく関係し、1日に2グラム程度必要とされ、不足すると筋肉や反射が低下するといわれています。
こうしたミネラル分は食品から摂取することを心がけるべきです。ミネラルウォーターに入っているミネラルの量は微々たるものですが、毎日手軽に補給することができるというメリットがあります。ドイツやフランスの学者のなかには、水の中に含有されているカルシウム、マグネシウムのほうが人体によりよく吸収されると考えている人たちもいます。
ミネラルウォーターで体内のミネラル分を補おうと思ったら、ミネラルウォーターの成分表示をじっくりと見て、選ぶ必要があるでしょう。概して日本の水はミネラルの含有量が少なく、海外のものは多いのです。ただし、ミネラル分の少ない軟水に慣れた日本人にとっては、味に癖があり飲みにくいかもしれません。
余談ですが、食品中のカルシウム、マグネシウムは調理すると少なくなってしまうものですが、硬水で料理することによって減るどころか、料理のなかにカルシウム、マグネシウムが入ってくるという研究発表もあります。
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